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コミュニケーションロボットのユカイ工業、4社から総額5億円を調達

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技術を提携各社のビジネスシーンに拡大

コミュニケーションロボットやIoTプロダクトの企画、製造、販売を主体に事業展開を提供するユカイ工学株式会社は、東京ガス株式会社、株式会社フュートレック、日本ベンチャーキャピタル株式会社、株式会社環境エネルギー投資の4社から合計5億円の出資を受けたことを発表した。

これは事業拡大加速資金としての投資であり、ユカイ工学の技術を活用して各社とのビジネス開拓に取り組む予定である。

ユカイ工学は、2007年に創業したベンチャー企業で、「ロボティクスで、世界をユカイに」をビジョンに掲げ、人の心を動かす次世代のインターフェースとして、コミュニケーションロボットなど人の生活に寄り添うユニークな製品を開発し続けている。

同社は、2018~2019年に複数の企業と、コミュニケーションロボット「BOCCO」を使用した実証実験を共同実施してきた。その中で、BOCCOが人々の生活の一部に溶け込んで「なくてはならない存在になっている」ということが見えてきたことから、東京ガスなどと高齢者や子育て支援の実サービスを開始した。

そして、この市場に関して、他の利用シーンに拡大し加速させるために、パートナー企業との長期的で戦略的な業務提携を目指し、今回、第三者割当増資による資本提携を締結したものである。

この調達資金は、ロボティクスに関する研究開発や人材の採用・育成などに利用し、資本提携を行った各社とは事業連携をより強化することを通じて、将来的には上場を目指していく。

様々なコミュニケーションロボット

コミュニケーションロボット「BOCCO」は、家族内でのメッセージのやりとりや、センサーの反応を確認することができる家族用の掲示板。BOCCO に話しかけると、それが音声メッセージとして送信されるので、子供、両親、

さらに、パートナー企業の様々な事業と組み合わせることで、より多くの生活者に利用されるロボットサービスの開発を目指している。

しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」は、生き物のようなしっぽの動きをし、ついなでたくなる手触り、ちょうどいい抱き心地で、動物のように癒やし効果のあるクッションである。

無数の試作を繰り返し、複雑なしっぽの動きを実現する機構を開発したもので、本物のしっぽを研究し、その動きを再現するプログラムを構築している。

そして、同社は、今期から「kurikit(クリキット)」というシリーズの教育事業を立ち上げ、初めてのロボット制作やプログラミングの技術学習を目指す人に向け、楽しみながら気軽に「学び」にチャレンジできる体験を提供している。

(画像はプレスリリースより)

【参考】
※ユカイ工学株式会社 プレスリリース
https://www.ux-xu.com/news/20200305